灯篭・蓮華をお供えする意味
<灯篭>
極楽浄土へ旅立たれるまでの道灯りとして
人は、亡くなられてから四十九日の間、旅をすると言い伝えられており、
その際に灯篭は“故人様の足元を照らす灯り”としてお供えするものであると考えられております。
大切な方が 『無事に極楽浄土へたどり着かれるように』 という思いを込めて、お供えください。
ロウソクの代わりとして
灯明(ロウソクの灯り)は、
古来『魔を払う、悪いものがよりつかないように』として灯したとされております。
近年では、安全を考えロウソクを常時灯すことはなくなってきましたが、
本来は亡くなられてから、四十九日の間、消してはならないとされていました。
灯篭を灯すことは、ロウソクの代わりとしての役割もあり、
みのり祭典では、低電力のLED電球を使った商品も、ご用意しております。
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<蓮華>
極楽浄土へお導き頂けることを信じて
蓮の花は極楽浄土に咲く美しい花とされています。
また蓮の花は、仏様の慈悲の心のあらわれと考えられており、仏様がお迎えに来られる際は、
必ず“蓮華座”と呼ばれる蓮の花の形をした台座に乗って来られると言われております。
仏様への感謝と 『大切な方を、無事極楽浄土までお導き頂けますように』 という思いを込めてお供え下さい。
三途の川を渡る舟として
人は、亡くなられてから四十九日の間かけて天上の世界へたどりつくとされており、
7日目には言い伝えとして有名な“三途の川”を渡ると考えられております。
この川を無事渡ることが出来なければ極楽浄土にたどり着けないと言われており、
蓮の花は、お舟がわりになるとされております。
『大切な方が、無事に三途の川を渡れますように』という思いを込めてお供え下さい。
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<供花>
葬儀の際に仏様や故人様におくるお花
供花(きょうか)は、地域や宗派により考え方は異なる場合もありますが、
本来、仏様や故人様を“送る”ためとされています。
ご出棺の際には、お棺に副葬品として、お供えしたお花を添えて頂き、感謝の心でお見送りください。
ご遺族に対する弔意を表すため
供花(きょうか)は、ご遺族に対する『弔意』を表すために“贈る”という意味あいもあります。
お勤め先・お取引先・ご親族・ご友人などから、ご遺族に寄り添う心を形にしたものです。
多くの供花が飾られることは、遺族の悲しみに寄り添う気持ちが伝わると同時に、
故人様の遺された人と人の“つながり” “縁(えにし)”を表すものとも言えます。
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お葬儀後の供物・供花について
お葬式の形態にもよりますが、供花は副葬品として3対~4対、
葬儀終了後の「ご自宅祭壇用」に1対~2対。
合計5~6対のスタンド供花をお奨めしております。
灯篭・蓮・盛篭などの供物は会館スタッフがご自宅までお届けします。